礼拝堂
礼拝堂全景
聖卓にはろうそくも置かれ、礼拝ごとに火が灯されます。礼拝の中に生きて働いて下さっている神様のご臨在を表しています。
説 教 壇
緑色の布(クロス)は教会の暦に合わせて変わります。その他の色としては、白(降誕節、復活節など)、紫(待降節、四旬節)、赤(聖霊降臨日、宗教改革主日など)があります。
聖書朗読壇
聖 卓
礼拝の中心のもうひとつが聖餐です。聖餐は主イエスの最後の晩餐に由来するもので、パンとぶどう酒が用いられます。そのパンとぶどう酒を置くところが「聖卓」になります。
この聖卓は旧約聖書にまでさかのぼり、その時代には犠牲の献げものとして屠られた動物がここに置かれました。ですから、イエス・キリストの十字架の死も、神様への尊い犠牲の献げものと理解されるのです。
その他、ここには神様のご臨在を表す「燭台(ろうそく台)」が対に置かれ、礼拝ごとに献げられる献金も置かれます。
オ ル ガ ン
ステンドグラス
ステンドグラスは「ルターの紋章」と呼ばれるものです。中央の黒い十字架のついた赤いハート(心臓)は死んでよみがえったキリストへの信仰を、その周りの白いバラはこの世を超えた喜び、慰め、平和を、空色の青は天の喜びの始まりを表しています。また、それらを囲む金色(黄色)の輪は、永遠にして高貴な救いを与えられていることを象徴しています。
会 衆 席
会堂内のロビー
前礼拝堂の祭壇
以前の礼拝堂に置かれていた祭壇で、それまでは礼拝堂の聖壇の壁に密着させて置かれていました。このスタイルがそれまでのオーソドックスなもので、牧師は礼拝の大半を会衆に背を向けて司祭することになっていました。会衆と同じ方向に目を向け、神様に祈りを献げることを重視したからです。
現在は聖卓を壁から離し、聖壇の中央に置かれています。牧師は会衆の方に顔を向け、対面して行うようになりました。また聖餐式の設定もこの方式によって、会衆がパンとぶどう酒をに目を向けて確認することが出来るようになりました。
会堂外観
正面が礼拝堂側面、右側が集会室、台所です。集会室は教会学校分級、聖書を読む会など諸集会のために用いられています。
会堂は西村晴道氏(西村建設設計事務所)によって設計され、施工は藤木工務店によって建築されました。
教会の玄関入り口、会堂の周囲の庭には、一年中目を楽しませてくれる花が、会員の有志の奉仕によって植えられています。
礼拝堂の聖壇の上に位置するところに、外の十字架が掲げられています。